どこからが贅沢?世間一般的な”贅沢”の基準
あなた自身は節約生活を送っているつもりでも、世間から見たら贅沢をしていると思われていることもあります。
金欠になるのは自覚症状のない贅沢が原因かもしれません。
世間一般的な贅沢の基準を比較して、自分のお金の使い方が適切か見直してみてください。
食事代はどこから贅沢?
生活の中でも高い比重を占めるのが食費です。
生きていくためには欠かせないものですし、食費を節約しすぎると栄養が偏って様々な弊害が出ます。
食事を抜いたり、極端に栄養の少ない食事にすることは良くないですが、食事代を使いすぎている場合は見直すようにしましょう。
贅沢な食事の基準は、朝食、ランチ、ディラーによって変わります。
朝食代は200円以下
朝食は自炊をするなら、前日の夕飯の残り物や、食パン、納豆と味噌汁の和食などお金をかけずに済ませるものです。
家で食べる時間がない場合は、コンビニなどでパンやおにぎりを1~2個で対処しましょう。
駅周辺で売っている1個200円超えのおにぎりを買ったり、カフェでコーヒー付きの朝食を楽しむのは贅沢です。
ランチは500円以下
一般的な所得の女性はお昼にお金をかけません。
理想はお弁当を持っていくことです。
弁当を作る時間がないのであれば、コンビニで軽めに済ませるようにしましょう。
外食に行く場合は、ワンコインランチなどリーズナブルなお店を選定しましょう。
仕事をしている日のランチから1,000円前後使うのは贅沢です。
同僚に誘われて高額なランチに連れて行かれる場合は、あらかじめお昼を用意して断るようにしましょう。
夕食は自炊なら500円以下、外食は飲み物代抜きで2,000円以下
1人暮らしで夕飯を自炊するなら材料費で500円以下に抑えるのが望ましいです。
外食するときも、お酒を飲まないのであれば2,000円以下。お酒を飲む場合でも4千円以下に抑えるように意識しましょう。
仕事のある日に外食をする頻度は月に2~3回以下が平均的です。コンスタントに週2回以上外食するのは贅沢です。
洋服代はどれくらい?
洋服代は、買いなおすサイクルによって変わってきます。
私服通勤で働く女性であれば、洋服のレパートリーをある程度持っておく必要がありますし、流行を取り入れる必要があります。
春・夏・秋の薄い服であれば、シーズンに2~3セット買うのは常識の範囲内です。お金がないのであれば、ユニクロやH&Mなど単価の安いお店で季節ごとに買い足す服を調達しましょう。
冬のコートは、小まめに買い直したいのか、良いものを買って長く使いたいのかによって変わります。
流行に左右されないような定番アイテムであれば、奮発して長く使うことも効果的です。
収入と生活費からお小遣いを算出して贅沢の基準を見極める
一般的な贅沢の基準は、あくまでも平均的な収入を得ていることを条件にしたものです。
あなたにとって贅沢かどうかは収入と生活費の内容によって変わります。
まず、貯金額の目安として月収の1割ほどは毎月安定して貯金することが望ましいです。
給料が総額で20万円なら2万円くらいは貯金するように意識しましょう。
手取り額と貯金する金額を決めてから、家賃、携帯代、光熱費など絶対にかかるお金を差し引いて、自由に使うお金を計算します。
そこから、食費、洋服代、化粧品代など計画を立てて、予定の範囲内であれば贅沢ではありません。
貯金額を少なくしたり、貯金を削ったり借金、カードの分割払いを利用しないと対処できないような支払いを伴う場合は、あなたにとっての贅沢です。
贅沢をしたら、財布のヒモを締め直して、他のことで節約したり、削った貯金を補填するまでは他の贅沢をしないように心がけましょう。